自然食・玄米と塩の大切さ
身体に良い食品として自然食・玄米や塩などが挙げられます。
塩が身体にとってどのような働きをしているのかをご紹介しましょう。
塩は水と同様に生命にとってなくてはならないものです。特に人間は塩を食べることを覚え、火を使うようになったことで急速に知能が発達し、動物から進化したといわれています。
そして人類だけが、海や山の塩を摂って地球上の天変地異からも生き延びてきました。
特に日本は周りを海に囲まれており、海から良質な塩を採ることが出来、素晴らしい文化を築きました。
科学技術も発達し、現在ではイオン膜塩という化学工業用の食塩が普及するようになっています。
しかしこれは人間の体にとっては良いものではなく、食用としてはやはり自然塩でなくてはなりません。
人間の体の中の塩分の割合は、体液中の塩分が0・8%、血液中の塩分が3%が標準的とされています。
この標準を上回ると、のどが渇く・イライラする・行動が荒くなるなどの症状が出始め、後に内臓にも障害が現れてきます。
しかし現在の日本の食生活からすると、塩分過剰の人は少なく、塩分不足の人が非常に増えています。
これは塩分摂取は腎臓や高血圧、心臓病によくないという医学的な情報が正しいと思い込まれているからです。
塩分が標準を下回ると、どのようになるのでしょうか?
居弱体質や肥満体質になる・気分が落ち込む・行動が鈍くなる・そして消火器や呼吸器、神経や内臓に障害が現れ、慢性病に移行するケースが多くなります。