自然食・玄米もいいけど水も重要
自然食・玄米や水が身体に良いことはみなさんご存知だと思いますが、生野菜や青汁はどうでしょうか?生野菜や青汁はビタミンやカロチンなど栄養素をそのまま取り入れることが出来るので健康に良いと推奨されています。
しかし本来生野菜というのは、日本人にとっては陰性が強すぎて一般的ではありません。
肉や魚、卵といった陽性の強い食生活をしている人にとっては、陰陽のバランスをとるために効果的ですが、「玄米菜食」といったマクロビオティック食事法をする場合には、生野菜の持つ陰性は出来るだけ緩和してあげる必要があります。そのため、炊く、焼く、煮るなど火のエネルギーをプラスして陰陽のバランスを図ります。
ゆえに「水飲み健康法」や「生野菜・青汁健康法」は現在の食生活で陽性が強すぎて病気になっている人に限り有効なものであり、血液が浄化され、綺麗になっている人にはマイナスになるものということを理解しなければなりません。
「玄米菜食」では出来るだけ少ない水で日常を過ごすようにします。人間の体の約75%は水で出来ていますが、主食であるお米は約60〜70%、野菜は約80〜90%の水を含んでいる為陰性に偏りがちだからです。
しかし、人間のみならず生物は水なしでは生きていけません。歴史的な公害である水俣病は、工業排水に含まれた有機水銀が流れ込んでいた水俣湾の魚を食べたことが原因でした。このことからも分かるように、「水」の質は大変に重要です。水道水は建水器や太陽石などを使用し、浄化してから用いるようにしましょう。